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2006年8月19日 (土)

SIの積算手法(基盤部分)

先日、後輩がWebアプリケーションの基盤部分(インフラ)、つまりハードウエア・ネットワーク・ミドルウエアの調達・見積もりで悩んでいまして。私も以前にその手の仕事をやったことがあるので、色々助言したり、余計なことを言って混乱させたりしていましたが、何とか、見積もりが完成したようです。

この手の仕事をやるときに、いつも思うのが、SIの見積もりに関して、積算手法といいますか、見積もりで使える数式なり表なりグラフなりが、どこにも存在しないことですね。

昔、建築設備の見積もりシステムのようなものを開発していたことがあるのですが、建設や機械などの分野では、ある程度、定式化された積算手法があるのですよね。例えば、空調設備なら、ビルのフロア面積から、必要な空調機の容量を出し、その容量の機械だと、このくらいの値段になる、というのが、数式・表・グラフなどを駆使して導き出せるようになっている訳です。

SIでも、アプリケーションに係る部分は、それこそ、個別の要件によって、まったく違ってきますので、定式化は不可能かとは思うのですけど。でも、こういった基盤部分については、ある程度、定式化ができるのではないかと思います。例えば、同時接続のセッション数から、Webサーバ・DBサーバに必要な計算機容量(CPU数クロック数・メモリ搭載量など)を出して、その容量だと、おおよそ、この値段になります、といった感じで。

どうなのでしょうかね。メーカーさんなんかは、内部でこうゆう定式化された積算手法をお持ちだったりするのでしょうか。まあ、メーカさんがお持ちでも、こういった情報は機密扱いで、外には出ないでしょうね。それは、建設や機械でも同じですから。こういった仕事は政府関係じゃないと難しいけど、それこそ、政府もSI調達業務があるわけですから、やっても良いと思いますね。

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