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2007年2月19日 (月)

サプライサイド屋

いわゆるニセ科学というか、ニセ経済学というものなのでしょうか。

サプライサイド屋というのは経済「学」の一派。「学」とカッコつきなのは、こいつらがあんましまっとうな「学」じゃなくて、本物の経済学に入れるのがちょっとためらわれるから。基本的な考えは、「稼いだ金は使うしかない、だから需要がいっせいに停滞すること(つまり不況)はありえない(わおぅ!!)、だからつくる側(つまりサプライサイド)にはバンバンつくらせよう」というもの。で、そのありえないはずの不況が現実に起きているのはなぜ、ときかれると、「それは政府が余計な規制をかけて、サプライサイドのクビを絞めているからだ」という答えとなる。理論的な裏付けは皆無。クルーグマンはもちろんこいつらを徹底的にバカにしていて、...この一派を「イカレポンチ」と呼んで嘲笑している。

「クルーグマン教授の経済入門」,ポール・クルーグマン著,山形浩生訳,日本経済新聞社,2003,p.21訳注2より

しかし、今の日本政府は明らかにこの「サプライサイド屋」の思想で政策立案をしていますよね。「水からの伝言」や納豆ダイエットなどよりも、よっぽど深刻ではないでしょうかね。おかげで日本の社会保障制度は風前の灯となってしまっていますけど。

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