« RAIDの基本 | トップページ | モデルと現実と »

2007年4月 4日 (水)

RAIDの基本(2)

前回、1988年RAID黎明の時のリサーチを取り上げました。基本的な特性は変わらないとは思いますが、なにしろ20年近く前の話ですので、比較的最近のものを探してみました。

日本HP HP ProLiant Benchmark 付録B: Exchange Server 2003テスト(2005年)

Hewlett-Packard社製品のベンチマーク結果です。

これは、Microsoft社のメールサーバ製品である、Exchange Serverをシミュレートした負荷テストの結果です。RAIDレベル0、1+0、5、6の4つのRAIDレベルをテストしています。この中から、RAID1+0とRAID5を比較してみたいと思います。

テストはいくつかの構成・パターンで行なわれていますが、ここでは、以下の構成・パターンで比較してみます。

  • 15krpm、36 GB、U320 SCSIドライブ10台を搭載したMSA30エンクロージャを、Smartアレイ6402コントローラに接続
  • 14のJetstressスレッド

テスト結果は以下のとおりとなっています。

[RAID 1+0]
転送速度: 1409 Transfers/秒
読み取りレイテンシ: 0.015秒
書き込みレイテンシ: 0.0019秒

[RAID 5]
転送速度: 1127 Transfers/秒
読み取りレイテンシ: 0.01869秒
書き込みレイテンシ: 0.00373秒

RAID5の性能はRAID1+0の8割程度となっています。

IOについては、おおよそ、「65:35の読み取り/書き込み比率の作業負荷」となっているそうです。読み取りに関しては、両RAIDレベル間で、ほぼ差はないと考えると、RAID1+0からRAID5への、書き込み性能低下は4割程度あるかもしれません。

|

« RAIDの基本 | トップページ | モデルと現実と »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/80472/5974161

この記事へのトラックバック一覧です: RAIDの基本(2):

« RAIDの基本 | トップページ | モデルと現実と »