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2007年11月27日 (火)

政府には無駄があるというけども。。。

 政府への幻滅の原因は何か。われわれが求めたのは奇跡だった。奇跡を求めれば得られるものは幻滅である。たとえ無意識ではあっても、われわれは政府が無料でサービスしてくれると信じた。そのための費用は誰かが負担してくれると思った。

P.F.ドラッカー,  『断絶の時代』,  p.219

Aが無駄だからこれを削って、余った予算をBへ、というような話はあまりスジのよくない話でしょうね。Bに予算が必要なら、Bのための負担を全員に求めるべきでしょう。Aが無駄だというのなら、Aを廃止して、全員の負担を軽減すればよいだけのことでしょう。

 これらのものの費用はすべて税金である。だからこそやっていけている。しかし当然そう理解していなければならないにもかかわらず、この半世紀というもの、政府なら費用を捻出し、無料でやってくれるという神話が広がっていた。

同書,  p.220

"無駄をなくす”、”効率化”などというのは、一種の錬金術じゃないですかねえ。政府に無駄がない、なんてことはなくて、もちろん、どこかしらにはあるのでしょうけど。ただ、それを利用して金を生み出すことはできないし、期待すべきでもないと思います。

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