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2008年3月29日 (土)

建設業の現状 − 談合の話じゃなかったりする

興味深い記事なのですけど。

問 最初に談合組織が解体した民間建築では1990年代後半以降、工事単価は低下し続けています。公共工事でも、受注のために予定価格を大幅に下回る金額で落札する業者の存在が問題になりました。過当競争にある建設業界ではダンピングが起きやすい。

答 単価の下落もそうだが、私らにとってきついのは工期。液晶工場などは典型だが、グローバル競争に勝つために、一日でも早う造れと。発注者から見れば、工事単価と工期がすべて。ゼネコンにしてみたら売り上げのために受注がほしい。2つの要素が絡み合うたわけや。そのしわ寄せが下請けに来とる。

談合消滅後の建設業界で何が起きているか (ニュースを斬る) NBonline(日経ビジネス オンライン)

”民間建築で談合”って、あまり聞きなれないですね。民間建築で談合摘発っていうのは、耳にした覚えがないですねえ。談合が問題にされるのは、民間工事ではなくて、公共工事ではないのでしょうか。民間工事で談合って、あるんですかね。価格カルテルってことになるのでしょうか。

”民間建築では1990年代後半以降、工事単価は低下し続けてい”るのは、公共工事での談合とは、直接には関係ないように思いますけどね。民間工事と公共工事では、話が違うでしょうから。民間工事に関しては、主としてバブル崩壊後の不景気とデフレのせいではないかと。

問 談合組織が消滅したことで、ダンピングが激しくなったと。

答 違う、勘違いせんといて。談合がなくなったからダンピングが起きたわけではないよ。ただ、発注者の力が強くなりすぎているのは確か。ゼネコンがお施主さんに何も言わへんねん。言うと嫌われるから。仕事欲しさに安値で受注して、そのしわ寄せは現場の職人や。

インタビューアーは、公共工事の談合と、その業界への影響について聞きたかったのでしょうけど。話はもっぱら、民間工事での価格下落と、工期の短期化の話になっていますね。談合の話は、最初の問答だけで、終わっているようです。

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