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2008年3月 7日 (金)

SIビジネスの規格化

そのカギが「ソフト産業の近代化、工業化にある」とし、山下氏は手始めに「規格型SIを推進すべきだ」と主張する。プレハブ住宅のように規格化した柱や窓、壁などをトラックに積み込み、1日で家が建つような感覚でシステムを構築する。工場で設計図通りに複数の部品を組み合わせて作り上げるので、現場でカンナを磨いて、木を削り始めるわけではない。

 マフラーだけを作るソフト部品会社、タイヤだけを作るソフト部品会社と、システムインテグレータと呼ぶシステム組み立て会社に分業化することで、インテグレータはソフト部品会社から調達した部品を組み合わせてシステムを構築する。インテグレータは国内中心に競争するが、ソフト部品会社はグローバル展開も図れる。もちろん工業化には品質や信頼性に関する基準も必要になる。

黒船の大砲がソフト業界に構造改革を迫る(ITpro 田中克己の針路IT)

ソフトウエアの”部品”ということであれば、オペレーティング・システム(OS)、DBMSなどのミドルウエア、標準ライブラリ、フレームワークと、昔から着々と積み上げられて来てはいます。そうした”部品”を”組み立てる”ための統合開発環境(IDE)も色々とあります。”部品”だけでなく、ERPのように、一般的な企業の業務に、必要な機能を一通り揃えているものもありますし。現在でも、可能なところは”規格化”しているとは思います。これからもこの方向での努力は続けられると思いますが。それと、ここでいう”規格化”が、どう異なるのかが、よくわからないですね。

SIで行なわれている、大量の単純作業を人海戦術でこなすような、”大規模ソフトウエア開発”というのは、非効率・前近代的であるとは思うのですけどね。企業で必要とする大量の機能があって、それを集めて、ひとつひとつ具体的仕様を決めて、コードにして、検証する。こういったプロセスを、一般化できるメタなアルゴリズムがあれば良いのですが。仕様を決めるところまでは、本質的に人間がやるしかなさそうですが、コード化と検証の部分なら、まだ可能性はありそうだと思います。

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