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2008年4月25日 (金)

「約8万ものテストケース」

はてなブックマークで人気エントリーに入っているこの記事。みなさん、それだけ注目しているということでしょうか。

例えば最終確認テストにおいては約8万ものテストケースをこなし,本番に向けては200のサブシステムについてそれぞれ232項目の移行判定基準を確認する。単体テストが終了してから8カ月もSE集団を抱え込んでテストと確認を繰り返す姿は鬼気迫るものがある。だが,それでも「必ず動く」とは言い切れないのがシステムの世界である。

6000人が作ったシステムは必ず動く (ITpro)

テストケース8万は少ないな、と感じたのですけど。”最終確認テスト”ですから、一つのテストケースの粒度はかなり大きいと考えるべきなのでしょうね。全サブシステムを横断して、かつ、最重要なケースに絞り込んだようなものを考えれば良いのですかね。サブシステムの網羅は当然やっている前提でしょう。

例えば:

2n = 80,000

とします。対数をもち出すまでもなく、プログラマであれば:

216 = 65,536

がすぐに出てくるでしょう。8万のケースというのは、2値状態を持つものが約16個程度あれば、全網羅で到達する数なのですよね。

また、6,000人という数字がありますから:

80,000 ÷ 6,000 ≒ 13

一人当たり13ケース程度しかできないとしますと、ひとつひとつのケースは相当大きいのでしょう。

しかし、”人力テスト”というのは、母集団に対してごく少数のケースしかカバーできないのですよね。そろそろ限界に来ている感はあります。

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