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2008年4月29日 (火)

生命表というもの

河野 稠果 著 『人口学への招待』 (中公新書, 2007)1 p.47 より。

 ... 近年年齢が高くなると死亡率は高くなる傾向にあることが理解されるであろう。人間は老人になれば死ぬのだからそれは当たり前ではないか、と思われるかもしれないが、実は戦前はおろか、かなり最近まで当たり前ではなかったのである。生まれたばかりの乳児は死亡率がゼロで、そこから年を取るにしたがい右肩上がりに高くなっていくのではないかと思われるかもしれないが、戦前は実は全く違っていた。1921〜1925年頃は W の字が変形したような形をしていた。

厚生労働省が 生命表 というものを公表していまして、ここで、男女別の死亡率、死亡数、生存数、平均余命をみることができます。最新は、 第20回(平成17年)生命表 のようですね。

昭和22年(1947年)からの推移がわかりますが、確かに W の字の形になっていたことが推察されます。

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死亡率 qx の定義は、「年齢 x 歳 に達したものが、 x + 1 歳 に達しないで死亡する確率」2 とあります。年齢階級別に死亡数をその人口で割ったものと考えて良いのでしょう。死亡数 dx は、基数10万人から始めて、年齢階級別に生存数に死亡率をかけて求めてたものです。


1.

人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書 1910) Book 人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書 1910)

著者:河野 稠果
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2. 平成18年簡易生命表 参考資料1 生命表諸関数の定義

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